"日本・ドイツなどの敵国が不穏な動きを見せたと判断した場合、加盟国は国連の承認を受けずに、いつでも自由に軍事攻撃を加えてもよい"(出典:国連憲章第107条および53条を要約。別名「敵国条項」)
これは、戦後長きにわたって、私たち日本人が「平和の象徴」と教わってきた組織「国連」に今も残る、恐ろしい条項です。
日本とドイツは、この条項をどうにか排除しようと働きかけてきましたが、今現在、この条項は国連憲章の中に残ったまま...70年以上も生き続けています。
いったいなぜ平和の象徴であるはずの国連に、このようなものが残っているのでしょうか? 国連といえば、教科書で習ったように、「世界の平和・安全を維持するために存在している“平和の象徴”」 「世界中の国の自治会みたいなもので、弱い国を助ける正義の味方」じゃなかったんでしょうか?…
しかし、実を言うと、、国連(the United Nations)という組織ができたのは1945年10月。アメリカやイギリス、ソ連など、当時の戦勝国を中心に作られたもので、当時の国連への加盟条件は「1945年3月1日までに日独に対して宣戦布告をしている国であること」だったから…その中にこのような条約が盛り込まれ、今も生き続けていると言うわけです。
ハーバード大学の博士課程を修了・40年以上にわたって、アメリカを中心とした国際政治の研究を続けてきた藤井厳喜氏による書籍「国連の正体」の内容を一部ご紹介すると・・
■「国連は平和の象徴」By 学校教科書 なのになぜ、ミサイル発射や核開発をやめない北朝鮮、イランが加盟できるのか?「北朝鮮拉致問題」で日本が助けを求めたとき、どうして国連は取り上げてくれなかったのか?...
■ なぜ中国がウイグル・チベットに侵攻したのに、国連は何もしなかったのか? その不都合なカラクリ…(実際、チベットは何度も国連に仲介を依頼していました)
■ なぜ日本はこんなに金を出しているのに、、国連で影が薄いのか?... 2つの大国:日本とドイツが常任理事国になれない不都合な理由…(2018年まで日本はアメリカに次いで世界2位。毎年約250億円も税金から支払っています。)
■「中国のウイルス対応は素晴らしい。国際社会は感謝すべきだ。」「もし私が感染したら、中国で治療を受けたい」と語ったWHO幹部… やけに中国に甘いWHO、、その深すぎる癒着とは?
どうやら、戦後、私たちが当たり前のように「平和の象徴」と教えられてきた国連という組織には、大きな誤解があるようです。私たち日本人が誤解させられてきた、「国連」の謎に包まれた素顔をこの書籍で知ってください。
書籍を半分ほど読み終わる頃には、きっとコレまで持っていた常識が、大幅に書き変わるような感覚を覚えることでしょう。すべて読み終えた頃には、あなたの世界を見る目はガラリと変わり… これまでと同じTVや新聞のニュースを目にしても、その受け取り方は全く変わってくる。バラバラにしか見えなかった情報の点と点が一本の線となって繋がる。そんな心地よい感覚を味わうことができるでしょう。ぜひ、あなた自身の目でお確かめください。