私は、国際情勢についての分析や予測を出したりしております。これは全て、経営者の方や投資方の方に役立つようにというのが私のいつも考えていることです。経済生活の中で役立ててもらうというのが私の情報発信の目的です。この銘柄を買いなさいという事を言ったり、個別の問題についてアドバイスするコンサルタントではありません。
今、世界はマクロ的な大きな点で、どういう方向に動いているのか?どういう問題があるのか?今調子が良くどんどん行くべき時なのか?それとも落とし穴がいっぱいあって危ない時期なのか?そういった事を言うのが私の役割だと思っています。
私は大学の先生ではありません。大学の先生ってのは言いっぱなしで良くて、当たらなくても良い。ところが私のような立場では、現実に対して有効性のない言論というのは意味がないわけです。
特に私は、自分はこれが得意だなと思うのは、トレンドが変わるときです。株がどんどん上がってたけど、危ない、これから下がっちゃう。あるいは、下がるって言ってけど、いやこれから上がるんだよとか。一見危険に見えるけど、これからすごいチャンスがあるんだよとか。平坦に見えるけど、実はこっから先が危ないんだとか。
潮目が変わる時、それを読むことにかけては、僕はずーっとかなりの実績がありました。2008年の1月下旬にレポートで、「今年中にアメリカ発で大変な金融恐慌が来ます。世界経済が非常に大きなダメージを受けますと、結構それは長く続きます。」という話をしました。これはその通りになり、リーマン・ショックが起こりました。
1996年アメリカ大統領選挙があって、ダウ平均が5000ドルに乗ったんです。その時は「バブルじゃないか」という話がありましたが、その時私は、全然バブルじゃないと言いました。なぜか?…それまでの12年間で共和党政権がやった地味に良いことがあった。それの成果が出る年だったんですね。なので、「ダウ平均5000ドルはぜんぜんバブルではありません。これから1万ドルに向けて爆進します!」といって、実際にそうなりました。
その辺りの潮目が変わるタイミングは、経営者・投資家の方たちにお役に立ててきたのではないかと思います。普通、マクロの知恵、経営環境や投資環境のことは役に立たないと思われるかも知れないですが、大きなトレンドを掴んでおくと、自分が勝負するときに安心して取りかかれると思うんですね。
私も生身の人間ですから100%ではありませんが、はっきりいって私は株投資もしませんので、ポジショントークはないです。純粋に私がこうだと思っていることを申し上げることができます。そういった意味で皆さんのお役に立てると思っています。